【前編】ペルー/アマゾンツアー~陸の孤島イキトスで様々な動物に出会う~


イキトスアマゾンツアーのアニマルタッチング


【名称】イキトスアマゾンツアー

【おすすめ度】★★★★☆4

【見れた動物】ミユビナマケモノ、アナコンダ、トゥカン、ピンクイルカなど。

【ポイント】アマゾンの大きさ・生態系・暮らしを実感できるツアーの拠点となるペルーのイキトス。アマゾンならではの動物と触れ合えるアニマルタッチングや原住民の村訪問、ピラニア釣り、ナイトツアーなど内容は盛りだくさん。ブラジルのマナウスやコロンビアのレティシアよりも安くツアーに参加できる。

【料金】300Sol≒9,790円※2泊3日ツアー(送迎、ガイド、食事代など込)

【アクセス】イキトス空港より市内へはモトサイにて20分。

※2019年10月


世界最大の熱帯雨林、アマゾン。

イキトスアマゾンツアーで見たアマゾン川
イキトスのアマゾン川

6割はブラジルに属しており、

コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビア、パラグアイの計7ヶ国にまたがっています。

総面積はなんと日本の14倍!

豊かな生態系が広がっており「地球の肺」と呼ばれることもあります。

この熱帯雨林を流れるアマゾン川は流域面積世界一位です。

そんなアマゾンを存分に満喫できるツアーに参加できる場所がペルーのイキトスです。

アマゾンツアーの中心地イキトス


ペルー北東部にあるイキトスはアマゾン川脇にある熱帯雨林に囲まれた街です。

「陸の孤島」と呼ばれており、車で訪れることはほぼ不可能。

航空機もしくはアマゾン川を船で移動することでたどり着くことができます。

ペルーの首都リマからLCCがあるので、こちらを利用しました。

空港からはモトサイ(アジアでいうトゥクトゥク)にて中心部へ向かいます。

ペルー、イキトスの街
どことなくアジアの雰囲気漂う、陸の孤島イキトス

イキトスはアマゾンツアーの中心地となるため、世界中の観光客が集まります。

アジアに似た街並みですが、ジャングルの中とは思えないくらい綺麗な街です。

モトサイの運転手に、「ツアー会社は決まっているのか?」と聞かれました。

他の国ですと少々危ない賭けですが、欧米人で賑わっており、怪しい感じもしなかったので、

そのまま数社案内してもらうことにしました。

街の中心部自体は狭く、plaza de armas de Iquitosという公園の周りに数多くのツアー会社が軒を連ねているため、

宿にチェックインしてから自分で歩き回って探す方法でも大丈夫です。

2泊3日イキトスアマゾンツアーの内容と料金

モトサイの運転手に3つのツアー会社を紹介してもらい、その中で良い対応をしてくれた会社に決めました。

アマゾンツアーの内容は

初日にイキトスからボートでアマゾン川を1時間程下った中洲にある宿泊先にチェックインし、

そこを起点とし

・2泊3日の宿泊、食事付
・アマゾン川に住む民族の村訪問
・アニマルタッチング(保護センター訪問)
・ナイトツアー2日間
・ピラニアフィッシング
・ピンクイルカウォッチング
・アマゾン川スイミング

を体験するツアーです。

300Sol≒9,790円※2泊3日ツアー(送迎、ガイド、食事代など込)

の料金にて申し込みました。

事前に先人の旅人が書いたブログを覗いており、金額も納得いきましたし、

何よりも話をしてくれたスタッフの対応が良かったので、この会社に決めました。

しかし、結果的には

1泊2日で帰還させられ、かつナイトツアー一度もできずにツアーは終わりました。

アマゾンツアーで騙される

騙されたという言葉は適切ではないかもしれません。

申し込み時に対応してくれたスタッフは本当に素晴らしい方だったのですが、

ガイドが最悪でした。

1泊2日で終了したアマゾンツアー

ツアー2日目の昼食前に、ガイドから「昼食を食べ終わったらイキトスに戻る必要がある」とガイドに言われました。

頭の中は?だらけです。

どうやらガイドの話によると、

同じツアー参加者であったペルー人のカップル2組が、

2組とも満足したのでイキトスに帰りたいと言ってるとのこと。

1日目の夜に予定されていたナイトツアーは悪天候のため実施できなかったのですが、

2日目の昼食前にはナイトツアー以外のコンテンツは全て終了してました。

そのため、ナイトツアーは行かないで帰りたいと他の参加者がガイドに言ったようです。

僕はナイトツアーを楽しみにしていましたが、

一人残っても仕方ないし、船の送迎もいつでも呼べるわけでもないし、

300Solのツアー代金のうち200Solを返金してくれると言うことだったので、この要望を受け入れイキトスへ戻りました。

ツアーオフィスでのひと悶着

2日目の天気もあまり良くなかったので、2日目のナイトツアーもできなかったことにしようと

気持ちを切り替えイキトスのオフィスに到着すると、

「あれ?なんで帰ってきたんだ?」と言う顔をされました(この時いたスタッフは予約時の方と別)

ガイドとスタッフが話合うと、何やら不穏な空気が流れます。

そして落ち着いたころ、スタッフに「返金は100Solしかできない」と言われました。

最初から200$はあまり信じていませんでしたが、せめて半額は欲しいなと思い、交渉スタート。

そしてスタッフの話を聞いていると驚愕の事実が。

なんと、ツアーが短くなったのはガイドの都合だと!

どうやら参加者が帰りたいと言った訳では無かったようです。

ツアー中のガイドと他の参加者、オフィスでのガイドとスタッフと他の参加者の会話はスペイン語のため全くわからないため詳細はわかりませんが。

返金があると伝えられていたのか、他のペルー人のカップル2組も激怒していました。

この時点でガイドはもうすでにオフィスを去っていました。

今思うと確かにガイドは怪しい人でした。

会った時から胡散臭いなと思っていたのですが、ろくにアマゾン川や動物についての案内もせず、

「次は何時から何する、だから何時にどこどこ集合で!」などのアナウンスもなく、

都度いきなり次にやることを言われていました。

今考えると、早く帰りたいから2日目の昼にナイトツアー以外が終わるように勝手に調整していたかにも思えます。

このガイドは僕が予約したツアー会社専属のガイドではなく、

ツアー会社が日程や空きを考慮しその都度色んなガイドと契約、言わばフリーランスのようなガイドでした。しているようでした。

パフォーマンス含めて私も文句を言いましたが、ガイドがいなくなってしまったので、真相はわからず。

イライラしていてもしょうがない、これ以上このツアー会社と関わりたくなかったので、

100Solの返金に加えて市内のツアーや1泊分の安宿を提供するという提案がありましたが、ツアー代金の130Solの返金で手を打ちました。

まとめ

人にいらいらしても滅多に怒ることはない僕ですが、

旅の中で唯一と言ってもいいほど怒ってしまった出来事でした。

それは僕が過去旅行会社で働いていたからでもあります。

ツアーの中身についての満足不満足は人それぞれなので難しいところですが、

最低限提示した旅程を遂行する責任がツアー会社にはあります。

それは国柄や生活や文化の違いに関係なく、世界各国の旅行会社に携わっている者としての責任だと思います。

それが果たせない以上は、どんどんお客さんも減ってくだろうなと感じています。

長くなってしまいましたので、実際のツアーについては後編として紹介します!

アニマルタッチングのナマケモノ

【後編】ペルー/アマゾンツアー~イキトスの熱帯雨林でアニマルタッチングとピラニア釣りに挑戦~

ペルー/イキトス~イキトスの観光スポットの紹介(ベレン市場、キストコチャ動物園、アマゾンレスキューセンター)~

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