ラオス/ルアンパバーン~象使いの免許を取得する方法~


【名称】Manifa Travel

【おすすめ度】★★★★☆4

【見れた動物】アジアゾウ。

【ポイント】象使いの免許を取得できる。象の言語を学び、水浴びやライドといった内容のツアーに参加することで誰でも取得可能。他の観光地の象乗り体験と違い、象の背に直接乗ことができる。

【料金】285,000k≒3420円(送迎、免許取得ツアー、昼食、お酒の試飲含む)

【アクセス】ルハンパバーンより送迎車にて40分(ツアー会社によって異なります)

【公式サイト】https://www.manifatravel.com/

※2019年5月


みなさんはゾウに乗ったことありますか?

日本でも可能なこの体験は、アジアゾウの性格が温厚だからこそできるものです。

海外ではバリ島やタイのアユタヤ、カンボジアのアンコールワットで体験することができます。

では、象使いの免許持っていますか

アジアでは生活の一部として重要な役割を果たすアジアゾウ。

そんなアジアゾウに対しての免許を取得できるツアーがあるということで、

世界遺産の街、ラオスのルアンパバーンにやってきました。

世界遺産の街ルアンパバーン

ラオス、ルアンパバーンの托鉢
世界遺産の街ルアンパバーンの托鉢

世界中から観光客が訪れるラオスのルアンパハーンは街自体が世界遺産となっています。

特に有名なのは早朝に行われる托鉢です。

物価安く、治安も良し。ご飯も美味しい、お酒もおいしい、静かな時間が流れる大好きな街です!

ラオスの象使いへの道①ツアーの申し込みと料金

インターネットで検索するとたくさんのツアー会社がヒットしますが、

僕はルアンパバーンの街中にあるツアー会社に直接出向き予約しました。

2,3のツアー会社を周り、話を聞き、金額と内容で決めました。

結果的には日本語サイトもあり、口コミも良いManifa Travelに決定。


それぞれのツアー会社がアジアゾウの村を個々に契約もしくは所有いるため、

象使いの免許取得可能な村がルアンパバーン近郊にはたくさんあります。

ツアーは半日〜一週間泊まり込みのプランまで幅広くありましたが、

いずれにせよ象使いの免許を取得できます。

ホンモノの象使いは「マホート」と呼ばれ、ラオスでは国家資格が必要となるため、

あくまでも観光客の記念用の免許取得のツアーです。

僕は1日プランで申し込み、

285,000k≒3420円(送迎、免許取得、昼食、お酒ツアー含む)でした。

幸いなことに、申し込んだ翌日のツアーに参加できることになりましたが、

混雑次第では数日後になる可能性もあったとのことでした。

時間がなしようであればネット予約をおすすめします。

ラオスの象使いへの道②座椅子を使用して象に乗る

ツアー当日の朝8時にゲストハウスに迎えの車が来ました。

ルアンパバーン中心部から40分程でゾウの村に到着。

アジアゾウがお出迎えしてくれ、

象使いマホートに誘導されるがままに、ゾウの背中に付けられた座椅子に座り、

まずは敷地内のコースを一周しました。

ラオス、ルアンパバーンの象使い
象使いになるための修行のはじまり

モロッコのメルズーガで乗ったラクダほど乗り心地は悪くありませんが、

高さがあるので少し怖かったです。

また崖や川の中もお構いなく進むので非常に焦りました。

コースは一周大体1時間くらいです。

ラオスの象使いへの道③象の語学学習

その後はなんと座学がありました。

マホートの指導の下、現地語でゾウへの指示の出し方を学びます。

ラオス、ルアンパバーンの象使いのための語学学習
象使いになるためにはゾウの言葉を覚える必要があります

座学は30分程で終了しました。

ラオスの象使いへの道④実践

座学が終わるといよいよ実践!

座椅子無しでゾウの背中にそのまま乗ります。

ゾウの毛は非常に硬く、1本1本が針金と同じくらいの太さがあります。

そのため、かなりチクチクします。

長ズボンを履くことをおすすめします。

ラオス、ルアンパバーンでの象使い取得
ゾウの背中はチクチクします

座椅子があった時より安定感はなくなるので、振り落とされないように必死でした。

座学で学んだ指示を出すとちゃんと聞いてくれますが、マホートが傍にいますし、

コースに慣れてるゾウ達なので、僕の実力かどうかは最後まで不明でした。

ルアンパバーンで象使い免許取得
大自然の中での象使い修行

ラオスの象使いへの道⑤ブラッシングと餌やり

川の中では、たわしでゾウの身体を洗ったり、水浴びのお手伝いもしました。

象使い免許取得の修行中
象使い修行中の友人

ゾウも僕らもビショビショになったところで、また座学をやった場所へ戻り、ツアーに含まれている昼食を食べました。

半日ツアーだとここで終了ですが、僕が申し込んだのは一日ツアーだったため、

昼食後はコースをさらにもう一周しました。

半日ツアーでも十分満足できる内容だったかと思います。

最後にお世話になったゾウ達に餌をあげ、記念写真撮影。

ルアンパバーンのアジアゾウ
修行に付き合ってくれてありがとう

帰りはボートで少し川を下り、蛇やさそりを漬けたお酒を販売してる場所に立ち寄り、試飲をしました。

夕方にはオフィスに到着し、お土産として免許証を発行してくれました!

ラオス、ルアンパバーンの象使い免許
無事に象使い免許取得しました

あくまでも参加賞みたいなものですが、思った以上にしっかりとした紙・レイアウトだったため、

お土産としては非常に嬉しいものとなりました。

まとめ

ルアンパバーン以外でもタイの北部でも同じようなツアーがありますが、料金的はラオスのルアンパバーンが一倍安いかと思います。

ゾウの背に直接乗れるという貴重な体験、周りのみんなに自慢できる体験ができました。

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