ラオス/ラオス動物園~京都市と象の繁殖プロジェクトを展開~


ラオス動物園のサル

【名称】ラオス動物園(Lao Zoo)

【おすすめ度】★★☆☆☆2

【見れた動物】ワニ、ニホンザル、ヒクイドリ、シカなど。

【ポイント】京都市動物園などと連携し、象の繁殖プロジェクトを行っているラオスにある動物園。遊歩道が綺麗に整備されている。首都中心部から離れているため、公共交通機関でのアクセスは難しい。

【料金】15,000k≒180円

【アクセス】首都ヴィエンチャン(Vientiane)よりThangonまで路線バスにて45分→Ban keun行ワゴンに乗り1時間半→動物園近くの路上にて途中下車→徒歩3分

※2019年5月


※2022年2月追記

2021年頃より動物園は閉園となりましたが、

The Lao Conservation Trust for Wildlifeのプロジェクトにより、

野生動物の保護、繁殖、違法取引の避難所、人々の学びの場を目的とした「The Lao Conservation Trust for Wildlife」としてリニューアルオープン予定とのことです。

野生動物のため、次世代の活動家のための施設に生まれ変わるということで楽しみです。


ルアンパバーンでの象使い免許取得ツアーの後、

スリーピングバスという座席が全てフラットの夜行バスに乗り、荒々しい山道を抜け、

ラオスの首都ビエンチャンにやってきました!

観光名所は川沿いに広がる屋台街と凱旋門のようなものくらいになりますが、

韓国と強い繋がりがあるみたいで、多くの韓国人らしき姿がありました。

何気なく「ラオス 動物園」で調べてみると、ラオス国内唯一の動物園があると知ったので向かうことに。

やってきたのがラオス動物園です。

ラオス動物園のゲート
ラオス動物園

ラオス動物園とは

1994年にラオス人とタイ人によって作られたラオス動物園は、

国民にまずは動物を見てもらうこと、現状や違法取引を学んでもらうことを目的にしています!

過去には秋篠宮様が訪れたこともあるそうです。

そしてラオスは日本と両国友好のシンボルとして京都市動物園や京都大学野生動物研究センターらと協力し、

象の繁殖プロジェクトを行っています。

ラオス動物園へのアクセス


ラオスの首都ビエンチャン郊外にある非常にマニアックな動物園のため、

公共交通機関でのアクセス情報は皆無。

実際に行ったことある日本人は研修や出張、ボランティアで滞在してる人のため、

車で向かっているようでした。

そのためレンタカーもしくはバイクを借りて行く手段もあります。

僕は何とか公共交通機関でたどり着けました。

まずはビエンチャン中心のKhua Din Bus Stationへ。

そこで、とりあえず色んな人に「Lao Zoo」と聞いて回りました。

英語もやや通じにくかったですが、なんとかまずはThangonという街へ路線バスで向かい、

そこでBan keun行きのバンへ乗り換え、途中下車するいう情報をゲットしました。

案内されるがままThangon行きのバスに乗りいざ出発。

京都市とプロジェクトを進めているとだけあって、京都市バスの車体が使われていました。

ラオスの京都市バス
京都市バスのステッカーそのままのラオスのバス車内

Thangonに到着し、再度「Lao Zoo」と連呼していると、Ban keun行きのバンに案内してくれました。

後はドライバーに「Lao Zooね!」と念押ししつつ、マップとにらめっこしながら、

無事に近くの路上で降車。

徒歩3分程あるいて正門に到着することができました!

ラオス動物園の様子

首都ビエンチャンから遠いいこともあってか、お客さんの姿はまばら。

マップはなかったものの、遊歩道が綺麗に整備されているため、特に迷うことはありませんでした。

ラオス動物園の遊歩道
雰囲気は良かった

途中で見た看板にはアジアゾウやトラが描かれていましたが、

この日はワニ、ニホンザルらしき猿、ヒクイドリ、シカ、クマの姿しか観察できませんでした。

ラオス動物園のワニ
ラオス動物園のワニ
ラオス動物園のヒクイドリ
青い頭が美しいヒクイドリ

平日だったせいなのか、なぜなのか理由はわかりませんが、ほとんど動物を見ることができなかったため、

滞在時間は20分程でした。

ラオス動物園の案内
Bon voyageはフランス語でさようなら

帰りはたまたま動物園前の路上から首都ビエンチャンまで直接行くバンを見つけることができました。

おそらくビエンチャン中心部からBan keun行きのバンもあったかと思います。

バスターミナルではなく良くわからない場所で降ろされてしまいましたが、

宿まで歩いて行ける距離だったので、問題なく戻ってこれました。

まとめ

タイミング悪く動物にはあまり出会えませんでしたが、

自国国民に図鑑やお話、テレビの中の動物を見せてあげたいという想いは感じ取れました!

入場料もとても安いため、週末には家族やカップルで賑わっていることでしょう。

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