ナミビア/ケープ・クロス・オットセイ保護区~世界最大のオットセイコロニー~


ナミビアのオットセイコロニー-3


【名称】ケープ・クロス・オットセイ保護区(Cape Cross Seal Reserve)

【おすすめ度】★★★☆☆3

【見れた動物】ミナミアフリカオットセイ。

【ポイント】数万頭以上のミナミアフリカオットセイが集まる世界最大級のコロニー。強烈な悪臭が漂うため衣服に注意。

【料金】80N$≒561円+車1台10N$≒70円

【アクセス】ナミビアの首都ウィントフック(Windhoek)から車で4時間半。レンタカー周遊にて訪問するのが主流。

※2019年8月


ナミビアレンタカー旅4日目に訪れたのはケープ・クロス・オットセイ保護区!

ナミビアの砂漠と海のコントラストが美しい海岸沿いにあり、世界でも希少価値の高いオットセイのための保護区です。

ナミビアのオットセイコロニー-1
ケープ・クロス・オットセイ保護区

ケープ・クロス・オットセイ保護区とは


ナミビアの首都ウィントフックより西に400km、スケルトン・コースト国立公園内にあるケープ・クロス・オットセイ保護区は世界最大のミナミアフリカオットセイのコロニーです。

オットセイの中の最大種であり、アフリカ南部の西海岸でのみ繁殖するミナミアフリカオットセイが数万頭、時には20万頭以上も集まる岬です。

この場所は初めてヨーロッパ人がナミビアに上陸した地であるといった歴史もあります。

ケープ・クロス・オットセイ保護区へのアクセス

公共交通機関があまり発達していないナミビアのため、観光客はパッケージツアーに参加して、あるいは自ら車を借りてレンタカーで周遊中に訪れるのがが主流です。

僕も周遊中に訪れました!

詳しい行程や費用は以前の記事で紹介しましたのでご参照ください。

その際、動物好きな方はぜひエトーシャ国立公園にも立ち寄ってみてください!

激臭漂う中でのオットセイ観察


保護区の入り口の建物にて一度車を停め、入場料を支払います。

そして再度車に乗り海岸へ。

車を走らせると前方に何やら無数に動く黒い物体が。

駐車場に到着すると、奇妙な光景が広がっていました。

ナミビアのオットセイコロニー-2
黒い物体の正体はミナミアフリカオットセイ

見事なまでに海岸を埋め尽くすオットセイ達が目の前に!!

右を向いても左を向いてもオットセイしかいません。

ナミビアのオットセイコロニー-3
海岸を埋め尽くすオットセイ

近くで観察するために車を停め下車した瞬間、強烈な臭いが鼻の穴を刺激しました。

事前に聞いてはいたのですが、想像以上の臭さです。

獣臭、海、食べ残しであろう魚介、糞が混じわり、最悪な臭いです。

そして風も強いため、常に臭いを全身に受けている状態。

しかし、こんなにオットセイが集まるコロニーは珍しく、間近で観察できる場所ということで、意を決して散策を開始。

鼻を摘まんでも分かるくらい強いの悪臭と強風、そしてオットセイの騒がしい雄叫びの三重苦の中歩きました。

ナミビアのオットセイコロニー-4
観察用のウッドデッキがあります

ちょうどオットセイが這い上がれないくらいの絶妙な高さのウッドデッキが整備されています。

オットセイは気持ち良さそうに寝転がりつつも、時折大きな声で威嚇してきました。

ナミビアのオットセイコロニー-5
悪臭の中の写真撮影

オットセイを見たい気持ちはとてもありましたが、臭いに耐えられなくなり、十数分で車で戻り保護区を退散。

衣服だけでなく、少ししか開けていない車内、鼻の奥にも臭いが残っており、数時間は窓を全開にしないと落ちませんでした。

まとめ

これまでの人生の中で最も臭かった場所であり、二度と嗅ぎたくない臭いでした。

ただオットセイが一同に集まる海岸は迫力満点で忘れられない光景です。

ナミビアレンタカー周遊の際はぜひ訪れ、その姿と悪臭を体感してみてください!

アフリカゾウ注意の看板

【元旅行会社社員が計画した】6泊7日ナミビアレンタカー周遊~行程表と費用内訳2019~

Instagram


X

動物旅専門メディア記事公開🐘

ケニア🇰🇪マウントケニア野生動物保護区動物孤児院~ボンゴとリャマが同棲~

逃げ足の速いアンテロープ系を間近で観察できたし、リャマの意外な一面を知ることができました!

マイナー施設ではありますが、アットホームな良い施設です👍

ただいま🇯🇵

野生に遭遇するのがいかに難しいかというのがわかったと同時に、動物園でビーバーに会えたりふれあったりできることにさらに感謝しようと思える旅でした!

一応野生ビに出会うことと、始まりのビのオレゴン動物園のMaple&Filbertに会うことができたのでヨシとしようかな🦫🦫🦫

さらに読み込む