【正式名称】ウガンダワイルドライフコンサベーションエデュケーションセンター(Uganda Wildlife Conservation Education Center)
【おすすめ度】★★★★☆4
【見れた動物】カンムリツル、ウガンダコーブ、ライオンなど。
【ポイント】動物保護と教育に重きを置いている施設。横浜市とも業務提携をしている。飼育員体験も可能。
【料金】56,000US≒1,649円
【アクセス】カンパラのオールドタクシープールよりエンテベ行きのタクシーに乗り50分。Imperial Shopping Mall近くで下車し、そこから徒歩10分。
【公式サイト】https://uwec.ug/
※2019年7月
東アフリカの内陸国ウガンダ。
アフリカ最大の湖であるビクトリア湖に面したこの国では、動物観察が国の重要な観光資源となっています。
ハシビロコウやカバが生息しており、ボートサファリでお馴染みのクイーンエリザベス国立公園。
チンパンジーが暮らすキバレ国立公園。
そして、マウンテンゴリラが生息するブウィンディ原生国立公園。
チンパンジーとマウンテンゴリラ目当てでやってきた僕は、ナイロビからの夜行バスにて首都カンパラに到着しました!
メインイベントの前に、まずはアフリカの動物園に行ってきました。
ウガンダワイルドライフコンサベーションエデュケーションセンターとは
エンテベ動物園と呼ばれていますが、正式名称はウガンダ野生生物保全教育センター(Uganda Wildlife Conservation Education Centre)
その名の通り野生動物保護と教育に力を入れている動物園です!
1952年、密猟によって怪我した動物や孤児になった動物の保護施設としてオープンしました。
50種類程と展示されている動物は少ないながら、訪れる人の半数以上が学生団体だそうです。
飼育員体験もできる珍しい施設でもあります。
横浜市とウガンダ野生生物保全事業で提携している施設でもあります。
エンテベ動物園へのアクセスと料金
空港がある都市エンテベの近くにあるため、まずはカンパラのオールドタクシープールからタクシーに乗ります。
カンパラ行きへはかなりのタクシーが頻発しています。
アフリカあるある、満席以上の乗客を詰め込んだタクシーに乗り1時間。
動物園近くのImperial Shopping Mallで降ろしてもらい、10分程歩けば到着です!
料金は56,000US≒1,649円。
物価と比較するとかなり高額ですが、おそらく外国人価格です。
保護や教育活動に充てられていると考えると妥当かなと思います。
エンテベ動物園の様子
入ってすぐの所に剥製や骨を展示しているブースがあります。
密猟や孤児問題など、学生団体への教育はおそらくここから始まるのでしょう。
ビクトリア湖に面する園内はとても穏やかな時間が流れていました。
平日なだけあって幼稚園生~高校生くらいまでの学生団体が多く見受けられます。
国旗にも描かれているカンムリツルやウガンダコーブとも呼ばれるレイヨウ類など、ウガンダ国内に生息する動物が数多く飼育されていました。
飼育員プログラムとは
教育に重きを置いている動物園ということで、様々なプログラムが用意されています。
一日中本物の飼育員さんと共に動物の食事の準備や飼育場の掃除などを行うKeepers For A Day、2時間程の動物園バックヤードツアーBehind the Scene、保護されたチンパンジーを間近で観察しセンターに来た経緯や今後の課題などについて学ぶChimpanzee Close Upなどがあります。
プログラムによっては子ども向き、大人な向きとしっかりと分けられており、公式サイトから予約することができます。
Keepers For A Dayに参加した友人の感想投稿です↓
動物問題を学びながら動物の世話をする貴重な体験です。
まとめ
国外の動物は展示されておらず、国内の動物保護及び教育に尽力を注ぐ施設です。
プログラムは観光客だけではなく、これから動物関係の仕事に就きたい人、すでに動物関係の仕事に就いている人にもおすすめです。
現地の物価を考えると、実際に国立公園でサファリを体験できるウガンダ人はごく少数かと思われます。
そんな中でも自国の子供達に対して動物への興味関心を持ってもらい、人との共存や問題を考えてもらおうという素敵な想いが溢れた施設でした!