あなたの生活の中で一番身近な動物は何ですか?
犬ですか?猫ですか?
ペットがいらっしゃる家庭はペットになると思いますが、
僕はペットを飼っていないため、ハトやスズメなどの鳥類ではないかなと思います。
その中でも特にカラス。
ゴミ捨て場にいたり、繁殖期はうるさかったり、怖くて頭のいいカラス。
世界中どこにでもいますが、イキトスでは見ませんでした。
その代わり、
イキトスの街ではコンドルがカラスの役割を果たしていました!
イキトスの街にいるクロコンドル
クロコンドルという種類の猛禽類がイキトスの清掃屋です。
平気な顔して電線の上にいたり、市場や道路のごみを漁っていたり、
完全に生活に溶けこんでいました。
まさかこんなにも近くでコンドルが見れるとは思わず、最初に認識したときはかなりびっくりしました。
そんな衝撃を受けたイキトスの街中。
その中で出会った生き物を今回は紹介していきます。
イキトスで一番の賑わいを見せるベレン市場
イキトスにはいくつかのローカルマーケットがありますが、その中で一番有名なのがベレン市場です。
アマゾンツアーのためのボートの発着場がちょうどベレン市場の一番奥にあるので、
多くのツアーに必然的に組み込まれる場所です。
どことなくアジアに似た雰囲気の市場が広がっています。
人々の生活に大きく結びつくこのベレン市場には、八百屋や魚屋、ローカルフードを食べられる屋台が数多く並ぶ、
活気溢れた場所でした!
ピラニアやピラルク、幼虫やカメなど、アマゾンならではの海産物がたくさんあり、
歩いているだけで楽しい市場です。
ペルー原産の犬で、毛が生えていないことが特徴であるペルー犬にも出会いました!
キストコチャ動物園
アマゾンの大自然に囲まれたイキトスですが、こんな場所にも動物園はありました。
街中よりバスで30分程南下した場所にあるのが、キストコチャ動物園(Quistococha Zoo)です。
ピューマやジャガー、バクやペッカリー、数種のサルなど、南米に暮らす動物が主に飼育されていました。
園内にはなんと、湖に面した人工ビーチも作られており、家族連れがたくさんいました。
簡単な屋台もでており、リラックスするには打ってつけの場所です。
そしてさらなる驚きが。
なんと園内にショーアクアリウムがあり、
アマゾン川の淡水イルカである灰色のカワイルカのショーが行われていました!
数日前にアマゾンツアーで野生のカワイルカを観察していたため、
どんな種類のイルカも教えればショーができるんだなと変に感心しました。
アマゾンレスキューセンター
動物園に向かうバスの中でマナティが描かれた看板を見つけたため、キストコチャ動物園の後に向かうと、
そこはアマゾンレスキューセンター(Centro De Rescate Amazónico)でした。
アメリカのダラス世界水族館がアマゾンマナティの保護のために設立した施設です。
マナティ以外にもジャガーやサル、カメなど、
孤児や怪我をした動物、違法取引の場にいた動物を一時的に保護し、野生に返す取り組みをしています。
入場料を支払い英語のガイドツアーに参加しました。
ガイド無しでフリーに周ることはできないようでした。
アマゾンツアーのアニマルタッチングのように実際に触れることはできませんが、
連れてこられた経緯・今後どうやって飼育し野生に返すかについて
丁寧にガイドしてくれるのでとても勉強になりました。
そして念願のマナティ!!!
人形のモデルと言われるジュゴンに似た海獣ですが、
マナティ=ジュゴンよりも大きい、尾びれが楕円形、川及び河口に生息、水草を食べる、ジュゴンよりも大きい、、、
ジュゴン=マナティよりも小さい、尾びれが三角、海に生息、海藻を食べる、口が下向き、、、
といった違いがあります。
小さいプールでしたが、優雅に気持ちよく泳ぎまわっていました!
まとめ
ベレン市場、キストコチャ動物園、アマゾンレスキューセンターを紹介しましたが、
街を歩いているだけでも楽しいのがイキトスです。
アマゾンツアーの前後の短い時間でもサクッと楽しめる街でした。