【名称】ルハン動物園(Zoológico de Luján)
【おすすめ度】★★☆☆☆2
【見れた動物】トラ、ライオン、ヒグマ、シマウマなど。
【ポイント】動物園生まれ、動物園育ちの肉食獣に触れることができることから「世界一危険な動物園」と称される。園内でBBQやキャンプも可能。
【料金】1,200ARS≒2,160
【アクセス】地下鉄プラザイタリア(Plaza Italia)駅よりバスにて約2時間
【公式サイト】https://www.zoolujan.com/
※2019年11月
※2020年8月追記
ブエノスアイレス州の法律、動物愛護問題により、2020年2月21日~猛獣に触れ合えることができなくなりました。
動物園自体は営業しています。
世界一危険な動物園を知っていますか?
建築や世界遺産、大自然などバックパッカーの目的は多種多様ですが、そんな旅人達もアルゼンチンに辿りついたら必ず立ち寄るとも言える動物園があります。
それがルハン動物園!
ルハン動物園とは
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス近郊にあるルハン動物園は「世界一危険な動物園」という異名を持っています。
その理由は猛獣と触れ合えることができるからです。
バリやタイでもトラに触れることは出来ますが、ここではライオンやヒグマと写真を撮ることができます。
もちろんガラス越しではありません!
動物園生まれ動物園育ちの肉食獣のため、安全には問題ないらしいですが、気性をおとなしくさせるために、薬を投与していると言った噂もあります。
動物愛護の観点を考慮すると、あまり良いものではありません。
ルハン動物園へのアクセス
ブエノスアイレス中心部にある地下鉄プラザイタリア駅より動物園方面のバスがあります。
僕が行った時には57番のバスに乗りましたが、ちょくちょく変わったり、57番でも動物園に行かないバスがあったりするそうです。
運転手に必ず確認を!
また、アルゼンチンのバスはSUBEカードというチャージ式のSuicaのようなカードが必要です。
現金払い不可なので、事前に購入&チャージしておきましょう!
世界一危険な動物園でトラと接触
動物園前でバスを下車し、受付で料金を支払います。
その際に、今日触れることができる動物、そして集合場所と集合時間を案内されます。
この日はトラのみということでした。
集合時間まで余裕があったので、まずは園内を散策。
動物園内にてキャンプやBBQをできることもあって、動物園というよりも牧場に似た雰囲気でした。
トラやライオン、ヒグマといった猛獣の他にはシマウマやアジアゾウがいました。
時間になり、トラの飼育場前に集合し、軽い注意事項を受けました。
フラッシュ禁止、飼育員の言うことを必ず聞くといった内容です。
まずは子タイガーの遊び場へ。
凄くおとなしい、二匹の動物園生まれの子です。
そして次は若いオスの元へ。
美しい毛並みです。
ふわふわな子トラと違い、絨毯のような感触でした。
飼育場内には犬もおり、犬がトラのボスとして君臨しているとのことでした。
最後にもう一頭若いオスの元へ。
この子もおとなしかったです。
インドのバンダウガウル国立公園で野生のベンガルトラを見ましたが、動物園で飼育されていることもあり、その時の迫力は感じませんでした。
まとめ
猛獣と触れ合えるという貴重な体験ができる動物園です!
ですが人間都合で毎日ベタベタ触られるのはかなり酷です。
飼育場も充分な広さはなく、閉塞感がありました。
オーストラリアのローンパイン・コアラ・サンクチュアリのコアラのように、猛獣の健康第一にしつつ、バランスを取り、
観光客からの資金を飼育・保護活動に充てられる体制が取られるといいなと感じました。