こんにちは!
動物に会いに世界を旅する旅人 Mamoです。
ナショナルジオグラフィックやアニマルプラネットの世界を肌で感じてきた旅人であり、これまで世界44ヶ国、50ヶ所を超える海外の国立公園、動物園、動物関連施設に訪問しています。
本記事では、そんな僕が本当におすすめする世界の動物園を一挙公開!
一括りに動物園といっても、国が違えばテーマや形態はもちろん変わります。
中には日本の動物園でも見ることのできない種が飼育されている動物園もあります。
知られざる世界の動物園の世界をご紹介します!
イスラエル/エルサレム聖書動物園
正式名称はティッシュ・ファミリー動物公園(Tisch Family Zoological Garden)。
宗教都市エルサレムならではのテーマを持っている動物園です!
聖書やコーランに出てくる動物をメインに展示しており、該当の動物には書物に登場した際の名前の看板があります。
また、宗教上禁忌の存在である豚に似たペッカリーに「豚ではありません」という注意喚起がされているなど、信仰への配慮もなされています。
パレスチナ自治区との壁際にあるこの動物園は、僕の中で一番印象深い動物園です。
動物園は「平和」の維持に貢献できる場所でもあるということを教えてくれました。
シンガポール/シンガポール動物園
世界の動物園ランキング常連、年間観光客数200万人を誇るシンガポール動物園(Singapore Zoo)。
オープン・ズー(開かれた展示)と生態的展示を取り入れた園内を散策すると、まるで本当にサバンナや熱帯雨林にいるような感覚に陥ります。
バビルサやコモドドラゴンなど珍しい動物園も多数います。
また、シンガポール動物園は世界で一番看板のクオリティが高い動物園だと個人的に思ってます。
読み応えがあり、ついつい動物を後回しにしてしまいました。
隣接するナイトサファリ(Night Safari)とリバーサファリ(River Safari)も含め、世界トップクラスの動物園です。
モロッコ/ラバト動物園
マラケシュやシャウエンなどが有名なモロッコですが、首都ラバトには世界的に重要な動物園があります。
ラバト動物園(JARDIN ZOOLOGIQUE DE RABAT)にいるのは超希少種アトラスライオン。
かつて古代ローマの剣闘士と戦い、王族の紋章に描かれたライオンの亜種ですが、20世紀初めに絶滅宣言されました。
しかし、王族が私的に飼っていたアトラスライオンが21世紀に発見されました!
そして、このアトラスライオンを保護するための場所として動物園が作られ、現在では繁殖させることにも成功しています。
野生下では出会うことのできない種を飼育している非常に珍しい動物園です。
アメリカ/サンディエゴ動物園
サンディエゴ動物園(San Deigo Zoo)も世界の動物園ランキング常連。
世界一大きい動物園と言われており、約650種、4000頭弱の動物達が広大な飼育場で暮らしています。
園内にはロープウェイやエスカレーター、無料バスツアーといった他の動物園にはない設備があり、アメリカらしい圧倒的なスケールを持つ動物園です!
オーストリア/シェーンブルン動物園
シェーンブルン動物園(Tiergarten Schönbrunn)は世界で一番古い動物園!
ウィーンの世界遺産「シェーンブルン宮殿と庭園群」の中になる動物園である、かつては宮廷のメナジェリー(小動物園)でした。
当時の建物と現代建築が共存する園内にはヨーロッパらしいお洒落な雰囲気が漂います。
世界最古という名に驕ることなく生態的展示や最先端の技術を取り入れており、世界の動物園をけん引している動物園の一つです。
まとめ
動物愛護の観点から反対意見も多いですが、動物園は日々進化しています。
動物を見るだけではなく、地球を取り巻く問題を学べる場所、地域活性化に繋がる場所でもあります。
日本の動物園と比較をしてみたりするのもいいでしょう。
きっと新しい発見があること間違いないです。
皆さんの旅程に世界の動物園を加えてみてはいかがでしょうか!