【名称】エレファントサンズロッジ(Elephant Sands lodge)
【おすすめ度】★★★★★5
【見れた動物】アフリカゾウ。
【ポイント】アフリカゾウが集まるウォーターホールを囲うように作られた宿泊施設。ゾウの通り道にテントを張ることもできる。地球上最大の陸上動物の息遣いをすぐ傍に感じられるキャンプサイト。
【料金】130BWP≒1,234円
【アクセス】カサネ(Kasane)よりナタ(Nata)方面のバンに乗り3時間。国立公園のボーダーで途中下車し、そこから送迎。
【公式サイト】https://www.elephantsands.com/
※2019年8月
チョベ国立公園にてこれでもかというくらいアフリカゾウを観察できた僕は、更なるボツワナのアフリカゾウ観察スポットへ!
アフリカゾウが集まるキャンプサイト、エレファントサンズロッジに到着しました!
アフリカゾウ好きには堪らないスポットでした。
ゾウとキャンプができるエレファントサンズロッジとは
チョベ国立公園の玄関口カサネ(Kasane)の街より250km程南にあるエレファントサンズロッジは、2002年にオープンした、バンガローやキャンプサイト、プールやバーがあるロッジです。
自然に湧き出たウォーターホールを囲むように造られており、そこに集まる迫力満点のアフリカゾウを数メートルの距離で観察できる唯一無二の場所です。
エレファントサンズロッジへのアクセス
カサネよりナタ方面のバス乗り約3時間、国立公園のボーダーにある露店の前で途中下車します。
ボーダーでは車は消毒液上を通過し、僕らは一度下車をして靴の底の洗浄をする必要がありました。
途中下車したのはこのあたり↓
ここからエレファントサンズロッジへは約8km。
バックパッカーとしては歩ける距離ではありますが、アフリカゾウやライオン、バッファローといった危険な野生動物がいる地帯ですので絶対に歩いて向かわないでください!
ではどうするか?
露店にいる人に携帯を借りてロッジへ電話すれば、宿のスタッフに迎えに来てもらうことができます!
言葉がお互い通じませんでしたが、露店の人も慣れているようで、特に問題なく電話をしてもらうことができました。(借りる必要はありませんでした)
もちろんしっかりとチップはお支払いしましょう。
待つこと20、30分。
迎えに来たランドクルーザー型のサファリカーに乗り込み、走ること15分程でロッジに無事到着しました。
受付では誓約書を書く必要があります。
「アフリカゾウとの何らかの事故があっても当ロッジは一切の責任を負わない」といった内容です。
数々のサファリに行ってますが、誓約書を書いたのは最初で最後です。
安全は保障されませんが、アフリカゾウはとても頭が良い動物のため、こちらが何かしない限りは大丈夫です。
また、これまで一度も事故は起きたことないとのことでした。
ゾウ好きには堪らないアフリカゾウのオアシス
無事にチェックインをし、早速建物の中へ入ると、
アフリカゾウの群れが集まっていました!
20頭以上の地球上最大の動物が僕の目の前で水を飲んでいます。
アフリカゾウの中にもやはり序列があり、時折「ブォーン」という声や気性が荒くなる瞬間を間近で観察することができました。
アフリカゾウとキャンプ
コーヒーを飲みながら、アフリカゾウとの出会いを楽しんだ後はキャンプサイトへ。
ロッジのすぐ脇のスペースはどこでも大丈夫とのことだったので適当な場所に設営。
はい、すぐそこにアフリカゾウがいます。
ロッジのエントランス周りには、まきびしのような申し分けない程度の障害物はありますが、キャンプサイトには一切ありません。
アフリカゾウの足跡や糞がたくさんありました。
つまり、テントの周りはアフリカゾウの通り道です。
一緒にアフリカ縦断をした大学生のA君はかなりビビっていましたが、僕はアフリカゾウが頭が賢いことも知っていましたし、何よりもアフリカゾウを一晩中観察できることにドキドキ、ワクワク、大興奮でした。
設営が完了したころには、日の入りも近づいていたので夕食の準備を始めます。
アフリカゾウの姿を見ながらの料理や食事は格別でした!
アフリカゾウと焚火と星空
日が暮れた後、再びロッジのエントランスに向かい、他の宿泊者と共に焚火を囲みました。
焚火越しに見るアフリカゾウは特別です。
そして周りにはロッジ以外何もないため、頭上には満天の星空が広がります。
いつまでも居座り続けられる最高の時間が流れました。
テントに戻った後は眠さと戦いながらもずっとアフリカゾウを見ていました。
テントのすぐ傍を通る巨体、時折上げる鳴き声、神秘的な勇ましさ。
忘れられない夜となりました。
まとめ
アフリカゾウと一夜を共にできる世界で唯一の場所がエレファントサンズロッジです。
カサネよりそのままナミビアへ抜けてしまう方が多いかも知れませんが、途中下車し、特別な体験を是非してみてください!