【名称】西表石垣国立公園 黒島
【おすすめ度】★★★★★5
【見れた動物】ウシ、ヤシガニ、クジャク、シロハラクイナなど。
【ポイント】島の人口の10倍以上の牛が暮らしている島。ハート形の黒島は西表石垣国立公園のなかで最ものんびりした時間を堪能できる島。
【料金】各施設やツアーにより異なる。
【アクセス】東京から飛行機で3時間。東京から飛行機で3時間で石垣島へ。石垣港からフェリーで約30分。
【公式サイト】https://www.env.go.jp/park/iriomote/index.html
※2023年9月
カンムリワシに遭遇した石垣島編からの続き。
石垣島でダイビングとレンタカー島一周をする前に訪れたのが黒島。
観光地化がされておらず、ゆったりとした時間が流れるこの島でも、たくさんの動物たちに出会うことができました。
黒島とは
西表石垣国立公園を構成する島のひとつである黒島。
ハート型をしている黒島は牧畜が盛んであり、ここで生まれた牛たちが将来、有名なブランド牛となります。
そのため島の人口の10倍以上の牛が暮らしており、行く先々でのんびりと暮らしている様子をうかがえます。
石垣港でフェリーで30分に立地しておるほか、島内はレンタサイクルで気軽に周れるため日帰りも可能です。
僕は島の民宿に1泊し、島中を散策しました!
黒島で出会えた動物たち
前述の通り、まず目に飛び込んだのは牛たち!
生まれて数カ月の子牛から立派な短角を持つ大人まで、幅広い世代の牛たちに出会うことができます。
また外から持ち込まれそのまま野生化してしまったインドクジャクもいます。
その他にもイシガキトカゲにシロハラクイナ、サキシマカナヘビを見ることができました。
シュノーケリングも可能な仲本海岸は小さな海の仲間たちを観察するのに適したスポットです!
たくさんのヤドカリや動き回る綺麗な魚、黒いシャコのような生き物、ちょっと気持ち悪い人でなど、潮だまりは見ていて飽きることはありません。
満潮時では観察が難しいため、石垣島の名蔵アンパル同様にここでも潮汐表の事前確認は必須です。
黒島研究所
島に来たら欠かすことができないのが黒島研究所。
ウミガメの調査・研究を中心に、サンゴの研究や島の自然・文化の記録を行っている研究所ですが、一部が水族館&博物館になっており、さまざまな展示物を見ることができます。
水族館コーナーにはウミガメだけでなくヤシガニやサキシマハブ、ネムリブカなど八重山諸島に住む動物たちが飼育されています。
ウミガメやサメには餌をあげることもできます!
博物館コーナーにはウミガメの剥製やウミガメ漁の歴史、島の文化などが展示されており、小さいながらも貴重で面白い情報満載でした。
博物館コーナーの一番奥に外来種のクジャクが飼育されているのですが、看板のメッセージがとても大切なのでぜひ一読を。
“飼育したい場合はその生物をよく調べること。その結果十分に飼育できると思った時のみ飼育すべき。それが命に対する最低限のマナー”
かわいいだけで飼うのは言語道断です。
入場券代わりのステッカーもユニークで素敵ですので、ぜひ黒島に来た際は訪れてみてください。
セルフナイトツアーではヤシガニに遭遇
民宿で美味しいご飯を堪能した後はセルフナイトツアーへ!
街灯が皆無なのでライトが必需品です。
夜行性のヤシガニやサキシママダラ、冬に光るヤエヤママドボタルの幼体に会うことができました。
西表石垣国立公園は日本発の星空保護区にも認定されています。
晴天だったこの日は天の川が肉眼で見えるほどの満天な星空が!
美しい星空と美しい動物に大満足のセルフナイトツアーでした。
まとめ
今回の旅では西表石垣国立公園の石垣島と黒島を十分に満喫することができました。
残念ながら西表島には訪問できなかったのですが、あまりにも今回の訪問が楽しかったのですぐに次の航空券を取ってしまいました。
以下は西表島に向けてのメモ!
・茂みや空に視線が忙しいけど重要なので怠らない
・砂浜やマングローブは干潮時が楽しいので潮汐表の確認も怠らない
・双眼鏡、ヘッドライト、長袖長ズボンは必需品
・シュノーケルセット購入を検討
・アクションカメラを絶対に忘れない
西表島編も年内公開!ぜひ楽しみにしておいてください!
2023年10月に西表島に上陸しました!