シンガポール/シンガポール動物園~世界一の看板と美しい展示方法~


シンガポール動物園のオオハシ


【名称】シンガポール動物園(Singapore Zoo)

【おすすめ度】★★★★★5

【見れた動物】アジアゾウ、キリン、チーター、ヒヒ、マンドリルなど。

【ポイント】オープン・ズーと呼ばれる展示方式が有名な世界ランキング常連の動物園。生態的展示による再現度の高い自然環境とクオリティの高い看板も特徴。バビルサやコモドドラゴンといった世界でもここだけにしかいない動物も多数。ナイトサファリとリバーサファリを併せた3園は世界中の観光客を魅了している。

【アクセス】MRTのChoa Chu Kang駅より927番バス、Ang Mo Kio駅より138番バス等アクセス方法多数あり。

【公式サイト】https://www.mandai.com/en/singapore-zoo.html

※2019年4月


2019年の世界一周にて通算3度目のシンガポールに上陸!

マリーナベイサンズやマーライオン、USSなどを擁すシンガポールには「世界で最も美しい動物園」と言われている動物園があります。

それがシンガポール動物園!

シンガポール動物園とは

シンガポール動物園のゲート
シンガポール動物園


シンガポール北部のマンダイ地区にあるシンガポール動物園は世界の動物園ランキング常連です。

この動物園の特徴はオープン・ズー(開かれた展示)という展示方法!

飼育場を檻や柵で区切るのではなく、堀や川、植物で囲むことで圧迫感なく動物が暮らせる環境を造りだしています。

観光客にとっては障害物がないため、まるで本当に熱帯雨林を散策しているような感覚を味わうことができます

また、動物が本来棲む自然環境も忠実に再現されています。

さらに、観光大国の動物園ということでオランウータンと一緒に朝食をとれるレストランがあったりアニマルショーがあったりとエンタメ部分も抜かりない。

年間観光客数が200万人を誇るのも納得です。

シンガポール動物園へのアクセス


市内から動物園までのアクセスは大きく分けて4つあります。

①タクシーで直行

→シンガポールはタクシーがとても安いため人数がいればこちらをおすすめ。

②MRT+バス

→滞在時間を気にしたくない人&少しでも安く移動したい人におすすめ。

③市内からの直行バス

→②よりは少し高いが楽。

④チケットと往復送迎が付いたツアーに参加

いずれにせよ所要時間は40分~1時間程です。

チケットに関しては隣接するナイトサファリリバーサファリとの共通券などもあります。

また送迎付きプランを販売している日本語の販売サイトも多数あります。

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緑豊かで美しい園内

上野動物園の約2倍の大きさを誇るため周るだけでも一苦労。

有料トラムも走ってますので上手に利用しましょう!

オープン・ズーというだけあって動物がとても見やすいです。

シンガポール動物園のキリン
2種のキリン

地面を土や草で覆い、植生をうまく活した飼育場はどれもハイクオリティ!

閉塞感もなさそうでした。

シンガポール動物園のチーター
走り回れる十分な広さ

いわゆる都市型動物園が隣にいる動物がわかるような造りをしていることが多いですが、シンガポール動物園は通路にも自然が溢れているため、探検家気分も味わえます。

シンガポール動物園のシマウマ
地面の草を食らうシマウマ

ナマケモノやオオハシが棲む熱帯雨林の再現度は特に高く、探し出すのがとても難しかったです。

シンガポール動物園のオオハシ
ジャングル

コモドドラゴンやボンゴ、バビルサといった世界でもシンガポール動物園でしか飼育されていない超希少な動物もいます!

クオリティの高い看板

僕の個人的な意見ですが、世界で一番看板のクオリティが高い動物園でもありました!

シンガポール動物園のヒヒの違い
アフリカに棲むヒヒの違い

名前や生息地などはもちろん、他の種類との違いや補足説明などが詳細に書かれています。

シンガポール動物園のワニの違い
ワニの口の違い

子どもでも理解しやすいようにか英文も短文で書かれており、デザインも美しいため非常に読みやすい!

一部には日本語表記もありますが、英語ネイティブにも分かりやすい英語でした。

シンガポール動物園のキリンの柄の違い
キリンの模様の違い

動物そっちのけで見入ってしまいます。

イラストも可愛い。

また某ネズミ王国のように、飼育場によってはスポンサー企業の名前も掲載されていました。

シンガポール動物園のチーターの看板
スポンサー企業名がある

動物園維持のために民間企業とWin-WINの関係を構築する方法として、京都市動物園やズーラシアなど日本の動物園でも取り入れられています。

まとめ

年間6,000万人以上が訪れる観光大国であるシンガポール。

観光地としてのエンタメ性や観光客への配慮をしつつも、世界トップクラスで動物に優しい動物園だと感じました。

動物の生態を尊重し、独自性溢れる空間を創り、世界の動物園をけん引し、成長し続ける素敵な動物園です。

ナイトサファリのゲート

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